今日の江戸川サイクリングロードは、秋の爽やかな風が吹いていました。セイバモロコシが生い茂り道幅が狭くなっているので除草作業中です。
前方から歩きスマホで散歩中の歩行者。ときどき子タヌキたちが顔を出したり、キジの親子やクサガメ、アオダイショウ、イモムシとかが横切ったりして楽しめるのに、わざわざ小っちゃい画面見ながら歩くのはもったいない気がするんですが。
ワルナスビの花。年々勢力を拡大しています。外来植物で繁殖力が強く毒性もある厄介者とのことですが、薄紫色の花はなかなかきれいです。
上流に進むと除草が終わっていました。
キッコーマンの醤油工場からは大豆の香ばしい香りが流れてきます。町田市内の小学校に通っていた頃、2年生の歩き遠足が味噌工場の前を通るコースになっていて大豆の香りを嗅いだことを思い出します。今は舗装されて緑道になっていますが、旧日本軍が戦車のテストコースとして作られたもので歩き遠足の時はまだ砂利道のままでした。
たまたまそうなのか、それとも配慮がされているのか彼岸花が群生している区間は毎年茎をのばし始める前に除草が終わっています。
上流側の方が開花が進んでました。
残念なのは土手と車道が並走しているところにポリ袋やペットボトル、弁当のガラなどが激しく散乱してます。 一定の区間に集中しているので、毎日通勤している誰かさんが通るたびに投げ込んでいる気がします。除草作業でポリ袋は散り散りになってしまってます。
中学生の時に読んだ星新一のショートショートに「おーいでてこい」というのがありました。突然底が見えない大きな穴が出現し、これは都合がいいと処分に困ったあらゆるゴミを次々と投げ込んでゆきます。放射性物質もどんどんと投げ込みます。地上はすっかりキレイになりました。 しばらくすると空から「おーいでてこい」という声が空から聞こえました。最初に穴を見つけた人が底に向かって叫んだ声です。次に最初に投げ込んだ石が空からポーンと落ちてきて・・・・
出来たら土手にごみを捨てた人の部屋にぜんぶ降って欲しい。
いちばん密集して咲いていたところ。
東武野田線江戸川橋梁。昨年の1回目の緊急事態宣言の時は1編成にお客さんが2、3人しか見えず気の毒に感じましたが、少しはお客さんが増えてきているようです。