LCCを利用して高松でうどん巡りとこんぴら参りをしてきました。

先週末は高松までうどん巡りに行ってきました。娘は学生の時に青春18きっぷで西は千葉の自宅から鹿児島まで一人旅で往復、東は厳寒期の旭川にも行ってます。その時に立ち寄った高松にもう一度行きたいのでいっしょにどうかと誘われました。

言い出しっぺの娘はサンライズ瀬戸・寝台特急が予約できたと前々日に一足早く喜々として出発、夫婦で成田から朝一のLCC航空ジェットスターで高松に行き合流。

初体験のLCCは座席が多少狭かったけど往復１名12000円という格安料金を考えれば気にならず。しかし成田第三ターミナルの館内放送が3倍早回しぐらいのスピードで日本語が日本語に聞えなかったのには閉口しました。

高松市内のホテルで合流し荷物を預けてレンタサイクルでうどん巡りへ。申し込みはスマホに表示された４桁の番号を自転車に取り付けられた液晶画面に入力するとロックが解除され、返却はスマホで近くの駐輪場を選択できて決済もオンラインでした。

係員の方の説明がとっても丁寧で自転車は新品ではないけど空気圧もしっかり調整してあるし、多少の間違いあるけど娘ナビ機能も付いていて楽ちんでした。(^^;

事前にうどん店リスト見せてもらったけど数が多過ぎて選ぶのはすぐに諦め下調べは完全放棄。今回の旅はすべて娘か任せでまずは娘一押しの「上原屋本店」へ。セルフ方式なのでうどんを自分で１、2分湯煎して出汁は蛇口をひねって適量を入れ、ネギと揚げかすを投入して頂きました。麺とゴボウ天もおいしかったけど出汁が秀逸、麺の量は小でも十分お腹いっぱいになりました。

腹ごなしで近くの栗林公園（りつりん）へ。とても広いので一度はぐれてしまいました。

公園内の茶屋さんで全員かき氷を注文。フワッとした氷だけでもおいしかったです。

公園を1時間ほど散策して2軒目のうどん屋さんは「うどんバカ一代」。15時を回ったところでしたが店内は８割ほどの入り。人気店で週末だと相当な行列になるそうです。バター入りのうどんに潰しちゃったけど生卵を載せると和製カルボナーラのようでお味でした。

夕食までのカロリー消費でそのままレンタサイクルで高松シンボルタワーへ。まだ日暮れ前だったので写真左端に見える玉藻防波堤先端にある赤灯台まで行き海を眺めててきました。

高松は骨付き鳥が有名らしくその中でWEBの評判の良い「一鶴（いっかく）」に行くと80分待ちと言われたけど女性陣はブレルことなく待ちますと即答、一旦ホテルに戻り態勢を整えてから出直しました。親鳥は噛みごたえがあり噛むごとにおいしさを味わえるそうですが、柔らかいひな鳥の方を注文しました。待った甲斐のあるおいしさでした。

翌日はホテルのバイキングで朝食を食べてこんぴら（金刀比羅宮）参りに。「ことでん」で瓦町から終点の琴電琴平に到着。

電車内にさぬき弁マナー啓発ポスターが掲示されていて思わず全種類見てしまいました。「おらっびょる」（大声を出したり叫んでいる）はもちろん分からなかったけど、女子高生が話している「よいよキュン死にや☆」「がいにきゃわたん♡」もさらに意味不明。

むし暑かったけど待っているふりして休みながら785段の石段を登り切り参拝完了。

下り始めると参道脇に資生堂パーラー「神椿」が絶妙な位置にあり迷うことなく入店。3人でパフェを頂きました。パフェを食べたのは20年ぶりぐらいかな。

そろそろ出発と思ったら娘がハンバーガーも食べたいと言い出し、ほんとに食べれるのと聞いたけど決意は揺るがず。しっかり完食していました。(*^-^*)

参道脇の敷島館にある無料の足湯で休憩し、うどん巡り3軒目の「いわのや」へ。参道から少し外れた場所にあり地元の方に人気のようですです。暖簾に力強い字で書かれている通り、コシがしっかりしたうどんはまた来たくなる美味しさでした。

ことでんで再び瓦町駅に戻り女性陣が目を付けていた「甘味茶屋ぶどうの木」で「あんもち雑煮」を注文。白みそに関東では珍しいアンコ入りの餅に二人は大喜びで来年の正月はこれにしようと張り切っていました。

そしてまたホテルに戻って一休みしてから〆の「焼肉シージャン」へ。妻が友人に勧められて予約を取っていたのですが、ゆったりした個室に花も活けてあるし、たまに行く家の近所の焼肉屋より肉が数倍厚いので不相応な店に来たかなあと思ったのですが、普段のお店より少し高いぐらいの庶民価格。「高松っていいところだね～」と3人ですっかり感心したのでした。