昨日は久しぶりに気持ちの良い秋晴れだったので、久しぶりに渡良瀬遊水地まで出かけてきました。丹沢の向こう側に前日に初冠雪した富士山がくっきり見えました。
巨大クサガメ横断中。定年で家にいると奥さんに掃除の邪魔にされるので散歩中(推測)の紳士とカメを見ながら、「夜釣りをしているとイタチもよく見かけるよ」なんて話を聞きながら雑談。このあとはお約束のようにアオダイショウにも遭遇。
アーバンパークライン(野田線でいいじゃんって思うけど)江戸川橋梁をくぐって上流の関宿方面へ。
関宿から利根川、渡良瀬川土手のサイクリングロードで自宅から50キロ走って渡良瀬遊水地に到着。いつもは三国橋を渡って西側に行くのですが、今回は東側の古河駅周辺を探索してみました。サイクリングロードの脇に立つ田中正造翁の碑には明治天皇に直訴する姿が描かれています。
中心部に向かうと歴史的建物が並んでてモチベーションア~プ! 赤い郵便ポストもいい感じ。
古河駅近くにある本陣跡の石碑。立派だけど看板やらノボリに圧迫されてて雑に扱われている感じ。それはそれで趣があります。
いちおう駅舎もチェック。明治18年に茨城県で最初にできた駅だそうです。
遠くから「餃子」の文字の目立つ建物。お昼時でもあったので、ぐいぐいと引き寄せられました。(^^♪
餃子定食などのランチメニューもあったのですが、食べたいものだけを集中して食べる派なので餃子1皿のみを注文、テーブルに置いてあった解説書をチェック。
コップの水を飲み干すと、よかったらどうぞと氷がたくさん入って冷え冷えのポットごと置いていただきました。(^^♪
「丸満」というお店の名前の通りに、丸い形の熱々ギョーザが8個到着。創業55年の老舗で、古河市民に長年愛されているお店のようです。
普通の焼きギョーザと比べると皮が厚くて、ギョーザパン(見たことないけど)みたいな食感です。マヨネーズを使ったオリジナルのタレもあり、これで495円(税込み)は嬉しいな。いろんなタレを楽しめるように小皿は2つ付いてました。
カウンターに古川市内の手作りの写真集があったり、トイレに貼ってある標語もほっこりできたりと、おもてなし感がすばらしい。また来ようっと。
もう一皿食べたかったけど、食べると満腹で自転車乗るの辛くなるので自重して走り出すと、サイクルラックとソフトクリームの看板見っけ! この組み合わせは自転車乗りには最強トラップ、ぜったい逃れられない。(*^^*) 入口の上に巨大な茶壺が飾ってある鈴木園というお茶屋さんでした。
店前の窓から注文できるようになっていたので、声をかけるとニコニコ顔で優しそうな店主の鈴木さん(たぶん)がどうぞ中に入ってくださいと招き入れてくれました。
勧められた長椅子に遠慮なく座って食べ始めると、おおっ!緑茶まで出してもらいました。しかもお茶屋さんだけあって、かなりの高級品。ソフトクリームもお茶の味が濃くて、コーンがサクサクしてて超おいしい。これで250円はお得です。(^^♪
鈴木さんとしばらく雑談、台風19号では避難指示が出てかなり危なかったそうです。
自転車の機動力を発揮して点在する歴史的建物を見学。
信号待ちしていて何気に看板見ていて驚愕の事実発見。看板のローマ字に「KOGA」とあるではありませんか!!! その瞬間まで古河は「フルカワ」と読むと勘違いしていました。恥ずかしかったけど自分で気付いてよかった。(*^^*)
道路工事中で通行止めの路地を迂回したら、こんなレンガ塀に遭遇。
食欲を刺激する香りが漂ってきたと思ったらうなぎ屋さん。店前のメニューをチェックするとうな重上が5000円。時間があるときにちょっと贅沢して食べてみたい。
旧武家屋敷の塀もありました。
またコガ市内に来ようっと帰路につきました。朝は靄がかかっていた筑波山がくっきりと見えました。
東北新幹線の利根川橋梁には台風19号で流されてきた倒木がたくさん引っかかっていました。
新利根川橋を潜る区間が「冠水 通行止め」と看板が出てたけど、見た感じはぜんぜん大丈夫そうなので自己責任と言い訳して強行すると、途中から道が泥に覆われていました。
ここで引き返せばいいのにそのまま進むとタイヤは泥だらけ、自転車押すと靴もズブズブ沈んで泥だらけ。(>_<) しっかり自己責任取りました。轍が数本あり、同じように忠告聞かずに痛い目に遭っている人が多数いるようです。(^^;
江戸川の河川敷グラウンドもまだまだ水びたし。
最後は向かい風が強くなりましたが、日没前の17時に帰還。新しいサイクリングスポットを見つけられて大満足な一日でした。