最終日は霧多布里の敷地で飼育されている子豚さんたちにあいさつして出発。
南からの横風に吹かれながら北太平洋シーサイドラインで根室に向かって進みます。今日のモチベーションエンジンは花咲ガニ!
丘からはきれいな海岸線を見下ろせ何度走っても楽しいコースです。
いつもはこのまま直進して初田牛へ向かうのですが、気になっていた丘に向かう道を選んでみました。
道道988号貰人姉別原野線となってます。
貰人はモライビトかと思ったらモウライトと読むそうです。エサシトと合わせて超難解な地名ですね〜 (^-^;
もう少し寄り道したかったのですが体力が持ちそうもなかったので早目に14時根室駅に到着。
昨年同様に自転車を輪行袋に入れてから駅前のカニ屋さんに入りました。
釧路方面上り列車が16:09なので、時間は余裕たっぷり1時間30分。店内で花咲ガニを注文、丁寧に身をほじくりながらお替りして2杯いただきました。花咲ガニは現地で食べれば小型のものは1杯1000円とお得です。\(^O^)/
根室本線(通称花咲線)で浜中駅に17:29到着したときには日没。駅舎の中の峰富士子ちゃん(写真)に見送られて宿まで20分ほど自走。
夕食はたっぷり寿司。平日にもかかわらず満室で同じテーブルですでにリタイヤされている方から恐ろしい話を教えてもらいました。
その話とは・・・
今回はバイクだそうですが自転車ツーリングもされており、数年前に知床峠を羅臼側から越えたところで道路わきのヒグマに遭遇。何か獲物を食べているところなのか、横をそっと通ろうと近づくと二本足で立ちあがり威嚇されて背筋が凍りついたとのこと。ヒグマに背を向けないように後戻り、遠巻きに様子を見ていると全然動かない・・・ 前に進めずしばらく呆然としていると羅臼側から来た大型観光バスがヒグマを見つけて停車したので、それを盾にして何とか通り抜けたとのこと。
知床峠はヒグマの目撃情報が多いの上、こんな話を聞くと自転車では越えたくなくなりますねえ。
4日目は夜半から雨。予定通り宿からバス輪行で根室本線・浜中駅へ。
釧路駅で降りて毛ガニを食べようかなと和商市場を覗きましたが、お値段は1杯3000円後半から。市場内で食べることができますが、海外からのお客さんでごった返し落ち着いて食べられそうもないので駅の観光案内で教えてもらったラーメン屋さんへ。
グルメツアーの〆にかつおだしの醤油ラーメン、いただきました。(*^-^*)
昼には雨が上がり駅前からリムジンバスで釧路空港に。
バス出発まで時間があったので構内の古本屋で「テストの珍解答」という本を買ったらこれが面白すぎ。「むしろ」を使って文章を書かせる国語の設問に「ガむしろップ味は甘くて美味しい」といった珍解答を見て人前でも思わず笑ってしまう。バスに乗るときに女性運転手さんが輪行袋を積み込みながら「その本面白いですよね〜 全部読んでますよ」と話しかけられてビックリしました。(^^)
3泊4日の道東ツーリングを終え、JAL14:50発羽田行きで帰還しました。
落車のその後
メガネは買ってからまだ3ヶ月ほどでしたがレジャー保険の携行品保証で新品に。顔のけがは根室の薬局で買った傷パワーパッドで手当てしてましたが帰宅すると化膿していたので皮膚科を受診。傷パワーパッドは悪くはないけど密閉しすぎるので雑菌が化膿の原因になるそうです。傷が深いからということで抗生剤とゲーベンクリームと保湿剤を処方してもらい、朝晩2回ガーゼと一緒に貼り替え10日間ほど続けたところ、傷跡もほぼ残らずきれいになりました。