冬の開陽台ふたたび


二日目の朝は宿の霧多布里の前の海岸線を散歩。誰もいない静かな海岸線はとっておきの場所です。
いつも宿から海岸まで家族を先導してくれていた番頭犬ハイシー君が、昨年天寿を全うして天国に行ってしまいましたが、いっしょに歩いてくれている気がしました。


散歩から帰って宿の動物たちに挨拶。番頭犬2代目のウメボシ君です。気に行った人の持ち物を穴を掘って埋めてしまう癖があり、目を離したすきに長女の手袋をしっかり隠してしまいました。長女が返してくれるように何度か説得すると、掘り返しくれたそうです。(^^)


豚さんたちは、伸び伸びした環境で安全な餌ですくすく育てられ宿の食材に使われています。昨年から頭数が増えて販売してもらえるようになったので、千葉の自宅と福岡の単身先にそれぞれ1kg冷凍で発送をお願いしました。


宿を出発して霧多布岬を散歩


お昼近くになったので、大友牧場のチーズ工場でピザを食べた後ソフトクリームをいただきました。


次に向かったのは中標津の開陽台展望台です。冬の開陽台は今回で3回目になりましたが、一昨年は積雪が多すぎて展望台への道が閉鎖されて撤退したので、展望台まで登れたのは2回目です。


気温は3度ぐらいでしたが、風がほとんどなく日が差して気持ちの良く展望を楽しめました。


知床連山や野付半島、そして国後島も空気が乾いて透明度が高いのできれいに見渡せました。


開陽台は子供たちのお気に入りの場所なのですが、風景にはあまり興味を示さず、もっぱら斜面に積もった雪に大はしゃぎ。


高校生の長男だけでなく、大学生の長女まで斜面を何度も何度も滑空してました。(^^;


前回は何とはしゃぎ過ぎた長男が腕を痛め、千葉に帰ったら骨折していたことが判明するというハプニングがありましたが、今回は何事も起こらず2泊目の宿のポラリスさんに順調に到着して宿猫のクマちゃんとキキちゃんに挨拶。夕食までの時間、川湯温泉に行く途中で硫黄岳の噴煙を見てきました。


欣喜湯の脱衣籠は道東の地名が付いています。厚岸の奔渡や昆布森など、何度も通ったことのある地名を眺めているだけで楽しくなります。!(^^)!