雑草をもって雑草を制する (^^;

お盆から3週間ほど里の笠間で過ごしていた両親を迎えに行き、そのまま両親の車を運転して都下の自宅まで送って来ました。その後、単身赴任先の名古屋まで戻らなければならないので、畑は1時間ほどだけサクサクと作業をしてきました。



サトイモは完全に雑草に囲まれていました。例年20株以上植えていたサトイモですが、今年は単身赴任で大変だろうからたくさん作らないようにというご先祖様の気遣いか、タネイモの大半が腐ってしまったので僅か3株ほどだけです。なので、草刈りも手作業ですぐに終わりました。



サトイモを取り囲んでいたのはカナムグラという蔓科の雑草です。葉っぱがギザギザしているのが特徴です。刈払機で刈ろうとすると、回転部分にからまる厄介者です。ところが最近になって、カナムグラがはびこると他の雑草が伸びないので、梅の木に絡みついているものなどは別にして、自然なグランドカバーとして基本的にほおっておくようにしています。



隙間がないぐらい葉が密生しているので、土が日影になりほどよく湿度が保たれます。土の中の様々な生物たちが喜んでいるのではないでしょうか。



カナムグラ以外の背の高い雑草は、前回除草しておいたので見渡す限りカナムグラ・・・ と思ったら花が咲いています。



花オクラが野生化して、カナムグラに負けじと育っています。花はサラダでも食べることができますが、今回は一輪しかなかったのでそのままにしておきました。



カナムグラの葉っぱと色合いが似ているので、ちょっと見ただけでは隠れていますが、けっこうあちこちで育っているようです。



サトイモとヤーコンの回りのカナムグラを手で引き抜いて作業が完了しました。



数は少ないですが、今年は雨が適度に降っているので順調に育ってくれそうです。