名無村峠と藤の花


連休中に長野県野辺山から田口峠経由で群馬県上信電鉄下仁田駅まで走ったので、昨日はその続きで下仁田まで輪行して上信電鉄沿いを走ってきました。世界遺産候補の富岡製糸場から藤田峠を抜け、甘楽町秋畑・那須地区の集落と段々畑をながめながら名無村峠(ななむらとうげ 769m)に向かいました。



名無村峠は7年ぶりの再訪ですが、鳥のさえずりと圧倒的に濃い緑のトンネルを走ってほんとに気持ちの良いコースです。峠への道は緩やかで、鼻歌まじりで登ることができます。私の場合は集落が少しずつ見下ろすようになる様子が、杉田二郎さんの『人力ヒコーキのバラード』“車も人もみん〜な、あんなに小さくな〜って・・♪”という歌詞が実にぴったりなので、これを口ずさむと気分がたいへん盛り上がります。(^O^)



名無村峠を越えて藤岡町名無村方面に下り始めると、山のあちこちで藤の花が満開になっていました。富岡側でも見かけていましたが、藤岡町側の数は半端ではありません。



この区間を走っている間中、5月の爽やかな風に加えて藤の花の甘い匂いがずーっと漂い最高の気分でした。充実感満載で上信電鉄吉井駅から輪行で帰宅しました。