寄り道編〜「根古屋神社の大ケヤキ」と「比志のエゾエノキ」

先週末に信州峠から三国峠を経て中津川林道を走った時に寄り道した場所です。ゆっくりしすぎて林道の最後は日が暮れてしまいましたが、いろいろなものを見ることができて自転車旅を満喫できた一日でした。



穴山駅から県道23号線で信州峠に向かう途中で、根小屋という集落を通る道に入ったところカーブの先に壁のようなものが現れました。近づくと何とケヤキの大木でした。根古屋神社の境内に2本あるケヤキで、樹齢は共に1000年!を超え国の天然記念物となっているそうです。



主幹は残念ながら途中で折れていますが、太い枝が勢いよく伸びていてまだまだ長生きしてくれそうです。



神社を参拝した後さらに進んで今度は比志という集落に立ち寄ってみました。こういう道を走っているとご高齢の方が運転されている耕耘機とすれ違い、こんにちはと挨拶を交わしてもらえるのも嬉しくなります。私もいつまでも元気で畑をいじれたらいいなと思っています。



集落の中にあるエゾキノキの案内看板に誘われ立ち寄りました。 エゾというので北海道原産種なのかと思ったら全国に分布しているそうです。こちらは樹齢300年で長野県の天然記念物に指定されています。



ちょうどたくさんの実をつけていました。一つ食べてみると大きさが小さい上に種が大きく果肉が僅かなのですが、ほのかな甘味があってなかなかいけます。パクパクと10粒ほどいただきました。



エゾエノキの立っている小径の入口には観世音供養塔がありました。



表情がとても柔らかくていいですね。顔を見ているだけで心がポカポカしてきます。