3連休の中日、先週に引き続いて銚子まで出かけることにしました。
自宅から銚子までぴったり中間の50km地点にあるうい庵というおうちカフェに寄ってみました。先週看板を見つけて目をつけておいたお店です。
入口からを入ってゆくと、簾が掛けられた古民家が現われました。
開店したばかりの11時でほかのお客さんはいなかったので、庭を眺められる一等席に陣取りました。縁側も間取りも里の家とよく似ていて、初めて来たという感じがしません。
100年以上使いこまれた建具は存在感を漂わせ、眺めているだけで楽しくなります。
ナポリタンとコーヒーのセットをお願いしました。コーヒーはカップを選ぶことができます。
庭の隅に立っている建物に目が吸い寄せられました。子供の頃、祖父母の家にゆくと離れの建物に五右衛門風呂がありました。都会では到底体験できない薪を使っての風呂炊きは、とても楽しい機会でした。おもいっきり郷愁にかられます。
追い風を受けて順調に利根川サイクリングロードの終点、利根川大橋に到着。ここから銚子駅まで20kmです。このペースでゆく14:17発の特急しおさいに間に合うか微妙なところ。GPSで確認すると佐原まで戻っても同じ20kmなので、利根川大橋で千葉県側に渡りペダル(踵)を返して佐原に向かいました。
佐原に近い川面には、カモなどの野鳥の大群が浮かんでいます。岸辺で休んでいるカモもいるのですが、自転車が近づくとサーっと川に入って離れていってしまいます。
今日の佐原はSLが走るということで大変な賑わい。寄ろうと思っていた忠敬橋の近くのたい焼き屋さんも1時間後の分の予約を受付中ということで、今回は涙を飲んで佐原駅に直行して輪行で帰宅しました。
成田線が入線した我孫子駅のホームに有名な駅そば屋さんがあります。 佐原で目当てのたい焼きを食べられず空腹を感じていたのに加えて鳥の唐揚げは大好物、見境なく唐揚げ二個入りうどんを注文したところ、どーんとカウンターに乗せられたどんぶりは驚愕のボリュームでした。
お値段は480円で唐揚げの大きさは券売機に貼られている見本の写真より大きいです。しかも、南極の氷みたいにツユの下に相当なボリュームが沈み込んでいます。部活帰りの高校生といっしょにホームのベンチに腰を据えて、四苦八苦しながら何とか完食。これだけの量になると運動部男子向けの食べ物であって、50歳を超えた人が頼むものではないとすっかり後悔しました。