まるでメロスのように・・・

北海道ツーリング3日目の10月8日、まだまだ快晴は続き、日の出に続いて確実に夕日も見えそうです。
しかし北海道の夕日は本州よりも早く、今日の日没は16:50です。別海から今日の宿の浜中まで、厚床から海沿いの北太平洋シーサイドライン道道142号)にするか、内陸沿いに進むか迷いましたが、確実に目的地の浜中・霧多布の夕日が見られるように内陸ルートを選びました。


時間に余裕があると思ったのですが、風向きは西風で完全な向かい風に。到着が日没ギリギリになりそうです。



にもかかわらず、こんな感じの風景に出会ってつい寄り道です。
美瑛に親子の木というのがありますが、こちらはおじいさんと孫の木、っていうのはどうでしょう?(^^ゞ



浜中の宿に着いて、少しでも自転車のスピードが上がるように荷物を預けたのが16:25分過ぎ。そのまま全速でアゼチの岬に向かいました。最後の丘を登るときは心拍数が180近くまで跳ね上がり心肺機能が限界超えながら、何とか太陽が沈みかけているときに岬の先端に到着しました。



写真を数枚撮った時点で日没。まるで太宰治走れメロスのようでした。



夕焼けを眺めた後は、すぐ近くの日帰り温泉ゆうゆで体を温めて、宿に戻りました。途中で風力発電のプロペラがぐるぐる回り、その向こうに霧多布灯台(正式名称・湯沸岬灯台)の灯りが光っていました。