毎年一人で自転車ツーリングに行っている北海道に今回は4回目の家族旅行。今春長女が社会人になるので奮発して4泊5日。糠平から移動して2泊目の宿は家族から必ずリクエストの入る道東浜中町の霧多布里。宿主武士さんから霧多布岬にラッコが棲みついていると教えてもらい、チェックアウトして9時半過ぎに探しに行きました。
霧多布岬(正式名称は湯沸岬/とうふつみさき)の先端まで行くと北西の風が強くて波が高くラッコらしき姿は見つからず。
いないのかなぁとほぼ諦めながら波の静かなほうに目を凝らしていると黒っぽいマッチ棒のようなものが浮かんだり沈んだりしているのが見えました。頭と足の部分らしきものが波間から見えていたので何となくラッコっぽいなあと期待して眺めていると波に流されて少しづつ近づいてきたので、娘のカメラの望遠で写真を撮って確認してもらうと・・・
おおっ間違いなくラッコ! 30秒近く潜っては浮いてくる動作を繰り返していました。
かなり警戒心が強いようでこちら側をしっかり見てました。アイコンタクトを取れたようでなんだか嬉しい。でも人に見られるのを嫌がったのか、この後は岩の陰に姿を隠してしまいました。昨年2頭の子供が生まれて4頭棲みついているそうですが、何となく子供っぽい顔をしているようなのでそのうちの1頭なのか、でもまだ独り立ちできていないとすると親かなあ。これからも元気に育ってくれると嬉しいな。