四日目は釧路町仙鳳趾(センポウシ)の牡蠣を何としてでも食べたい。
しかし帯広から最寄りの尾幌駅へ一番早く着くのは11:43発の各駅停車で到着が14:05。 なぜか帯広より人口の少ない池田駅発6:11なら8:56に着くけど、5時前にホテルを出発して20㌔自走する根性はなし。
となると帯広9:19発の特急おおぞらで釧路着10:56、釧路発11:15根室線急行ライラックに乗り換えの一択。上尾幌駅は止まらないため一つ手前の尾幌駅に11:42着、一駅分の距離を走るぐらいは大したことがないけど、牡蠣を食べた後にもう一度輪行する必要があり移動時間が増えてタイトなスケジュールになりました。
国道から離れると牧場で丹頂鶴の家族が歩いていました。
昆布漁が最盛期。早朝に船で採った昆布が家族総出で干場に並べられ、いい香りが漂います。
仙鳳趾で牡蠣を直売している菊地漁業部の牡蠣小屋に到着。こちらでも昆布を干していました。
昨年食べたLサイズが超ド級の大きさだったので走りながらさらに大きいLLをと意気込んでいたら、今年は育ちがもう一つのようでSサイズのみでした。
それでもかなりの大きさ、しかも@150円。発送作業で忙しい中、一つ一つ丁寧に殻を剥いて出してもらいました。
口いっぱいに広がった濃厚な後味を楽しみながら尾幌駅に到着。大急ぎで自転車を輪行袋に入れて14:05根室行きに何とか乗ることができました。
尾幌駅の1日平均乗車人数は昨年度は3人。JR北海道では今年度で廃止を検討しており今回が最後の利用になるかもしれません。(;_:)
14:51に茶内駅到着。駅舎前に新しい看板が立てられていました。
宿の夕食まで霧多布岬を散策。
野生のラッコ。遠いのでスマホだとこの大きさが限界。少し前にドローンを飛ばして写真を撮ろうとした人がいたためしばらく姿を隠していたそうです。天敵のオオワシの出現かと警戒し相当なストレスになっていたようです。
浜中町総合文化センターで3年前に開設されたモンキーパンチ・コレクションを見てきました。浜中町出身の漫画家モンキーパンチさんの仕事場も再現されています。
閉館時間までの残り20分でしたが、見ごたえのある作品がぎっしりと並んでいました。
毎年泊まっている霧多布里に到着。声をかけるとすっかりお爺ちゃんになったウメボシ君が顔を出してくれました。
夕食は地元の食材を使った海鮮丼。今年最初のサンマも食べられて大満足のツーリング最終日でした。
東尾幌駅から仙鳳趾、尾幌駅までの「牡蠣の道」。
今回、尾幌駅14:05に間に合わなかった場合は、釧路バスで尾幌駅前14:55→子野日公園 (ねのひこうえん/厚岸)15:30 、浜中町営バスで同15:45→霧多布温泉ゆうゆ16:24をプランBで用意していたけど、この路線もいつまで残してもらえるか微妙なところです。