畑始めは久々のヤーコン収穫とヤーコン干しイモ作り

今年の畑始めでヤーコンを収穫しました。10年ちょっと前から栽培していたのですが、名古屋と博多で3年間の単身赴任中はまったく手が回らず途絶えていました。

栽培は春先に植える時に原肥を入れて追肥は1、2回、除草と土寄せをちゃっちゃっとするぐらいで手間もかからない上、イノシシに狙われることもないので安心。

そんなヤーコンを今年は久しぶりに復活させましたが、写真もほとんど取らず放置していました。すまん!

 

ヤーコンは追熟させた方が甘さが増すそうなので、サトイモの収穫を優先して年を越しての収穫になりました。イモの収穫は簡単で枯れた茎を両手で掴んでドリャ~と引き抜くだけ。一気にズボッと抜けて土に2~3本残ったのも手で引き抜けます。

 

ヤーコンが不思議なのはイモからは芽が出ずに、茎とイモの間に固まっている塊茎(かいけい)から芽を出します。寒さにも強いので塊茎を倉庫で保管して今春植える予定です。

 

収穫した4株分のヤーコンイモ。ヤーコンはオリゴ糖の一種のフラクオリゴ糖が大量に含まれ食物繊維もたっぷり。腸で分解されず吸収されないため、低カロリーな上に善玉菌を増やしてくれます。

 

炒めてきんぴらにしたり、カレーやおでんなど煮物にも相性がいいのですが、わが家ではヤーコン干しイモにしています。まず表面がごつごつしていたり、節があったりするのでちょっと面倒だけどピーラーでサクサクと皮を剥きます。灰汁が強いので素手だと手が荒れるのがちょっと困ります。

 

厚めに切って蒸し器でだいたい40分ぐらい経って甘い香りが漂ったら火を止めて冷まします。

 

ベランダで乾し籠に入れて天日干し。

 

4、5日干してちょうど良い歯ごたえになったところでヤーコン干しイモの完成です。すっかり縮んでフラクオリゴ糖がギュギュっと凝縮。食感は干しイモですが味はリンゴそっくり、家族にも好評です。食べ過ぎるとお腹の調子がよくなり過ぎるので2切れぐらい食べるのがお勧めです。以前、便秘でお悩みの同僚に分けたら翌朝のその効果に感動していました。