江戸川CR368回目に彼岸花を見て野次馬になったこと


敬老の日の江戸川CRは蚊柱があちこちに立っていて、小さな羽虫がまるで夕立の雨が当たるように全身に降り注ぎました。
その虫を目当てに今年生まれた若いツバメがたくさん乱舞(写真に写ってくれたのは一羽だけ)、親ツバメと比べるとスピードもターンも切れがもう一つなところが微笑ましい。しっかり食べて無事に南の国まで飛んでいけますように。


データベースで確認すると江戸川CRは仙台から東京に転勤となり、その3年後の2002年6月に初めて走ってから368回目。記録漏れがあるかもしれないけど、だいたい合っていると思います。こんなに走っているのに彼岸花が群生しているのを見たのは初めて、のはず。たまたまタイミングがずれてたからなのか、それとも最近になって群生し始めたのかは謎です。


特に野田橋から少し上流に行ったあたりで、河口に向かった左岸にたくさん咲いてます。右岸は除草が終わっていないので見かけませんでした。


へー、なんて思いながら野田橋を越えて、今度は宝珠花橋手前の関宿飛行場でただならぬ雰囲気の人だかりを発見。関宿飛行場と勝手に言っていますが、ほんとは関宿滑空場が正式名称でグライダー専用です。
天気がよい日はここからセスナに牽引されるか、専用トラックのウィンチがすごい勢いでワイヤーを巻とるかでスーッと飛び立った美しい真っ白なグライダーの機体が、上昇気流に乗って空高く弧を描いて飛んでいるのを見上げるのがけっこう楽しいです。


何かなあと思って自転車を置いて土手を降りてゆくと・・・


超変わった飛行機発見。尾翼はないし操縦席は翼の上でむき出し、こんなの絶対に飛ばないだろうと見ているうちに、年配の普通のおじさんっぽいパイロットが準備開始。こんな無謀なことをしようとするのを家族か関係者がお願いだから止めて!と必死で止めたりしないのだろうかと半信半疑で野次馬に加わっているうちにエンジンテストが始まりました。
胴体に小型のプロペラが組み込んであるのかと思ったら、何とジェットエンジン搭載、キーンという甲高い音が響き渡りました!さらに30分近く待っていると何と見事に離陸、安定した飛行から数回旋回、直進を繰り返し、最後はきれいに着陸しました。すっげ〜〜〜! かっくい〜〜!! でも正直、旋回してこっち側に向かって飛んでくるときは、いつでも逃げられるようにと腰が浮きました。(^-^;

「変わった飛行機」「一人乗り」で検索したらOPEN SKYプロジェクトというものがヒットしました。風の谷のナウシカに登場する「メーヴェ」という乗り物を実際に作って飛ばしているそうです。
飛ばないと思ったりして八谷さんに大変失礼しました。この場を借りてお詫びします。(^^;