遅まきヘアリーベッチとハチの大集合

10年ほど前から雑草対策と緑肥にヘアリーベッチを使っています。最初は秋まきにしていたのですが、名古屋、そして現在は博多に単身赴任生活となり1000km離れた畑には帰省ついでに1〜2回ほど行くのが限度なので、省力化のために雑草が枯れた後の春播きに切り替えて3年目になりました。
最初の2年は発芽が揃わず残念な結果でしたが、今年はまめ助から寒太郎という種類に変更、種まきも4月上旬と遅くしてみたところいい感じで育ってきました。

2週間前はスギナの勢力が旺盛で、ところどころに姿が見えるだけで微妙な感じでした。


先週末はスギナを制圧して畑一面を覆い始めていました。


秋まきの品種だとそろそろ花のピークを過ぎて枯れ始める時期ですが、この感じだと6月中まで元気に活躍してもらえる感じです。


庭の南側のヘアリーベッチは、残っていた秋まき用の古い種を蒔いたのが育ったのか昨年育った分の種がこぼれて育ったのか区別が付きませんが、満開になっていました。斜面で日当りのいい区画なので、畑よりも生育しやすい環境のようです。


外の椅子でゴロンと横になってウトウトしていると、ハチの羽音で目が覚めました。様子を見に行くと大小の蜂たちがわんさかと飛び回っていました!


これは西洋ミツバチですね。
ミツバチは寒かったり雨が降るときは巣でじっとしていて、天気がよい時も日暮れ前には早目に巣に帰ってゆきます。残業で遅くまで働いたりしないので、健全な労働環境のようです。でもたくさん飛んでいるハチを狙って、クモも集まってきているので危険も隣り合わせです。


写真を撮ろうと近づくとさり気なく離れて行ってしまいますが、10分ぐらいじっとしていると近寄ってくれます。


一番好きなクロハナマルバチも来ていました。


よたよた飛んでいる感じがとってもかわいいです。


一番けたたましく飛んでいるのがクマバチ。大きさは飛びぬけて大きいですが、人を刺すようなことはしない優しいミツバチの仲間です。
春まき分は順調に行けばこれから開花になるので、次に来た時もビーウォッチングを楽しめそうです。