ジャガイモ防衛軍、臨戦態勢です。

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ジャガイモの2回目の土寄せが完了しました。株元にたっぷり土を盛っておかないとイモが露出して日に当たり毒素が産生されて緑色に変色してしまいます。

 

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男爵、キタアカリ、メ―クイーン、シャドークイーンの4種類のうち2種類の花が咲いていました。紫色の花のメ―クイーン。

 

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シャドークイーンのイモは紫色だけど花は純白。

 

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そのジャガイモに集まってくるテントウムシダマシ。放っておくと葉をかじりまくる畑のギャングです。近づくと死んだふりしてコロンと地面に落ちるか、ぷ~んと飛んで逃げ足の速いところがまた憎たらしい。無農薬なことをいいことに毎回30~50匹程度のさばってます。見つけ次第すべて容赦なく捕殺です。

これだけたくさん居ると卵や幼虫もいるんじゃないかと思うんですが、葉を裏返しても卵が1か所あっただけ。ほとんど周辺から飛んできているみたいです。

 

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テントウムシダマシ以外に目に留まるのがナナホシテントウムシの幼虫たち。こちらは肉食でアブラムシが主食らしいけど、ジャガイモの葉でアブラムシを見ることは無いんですよね~。

 

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もしかしたらテントウムシダマシの卵や幼虫たべてくれるのではと期待してます。

 

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お隣のソラマメの葉を巡回警備中のナナホシテントウムシ。ソラマメはアブラムシが集まりやすいですが、ナナホシテントウムシのお陰でほとんど見ることはありません。

 

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おかげさまで収穫間近です。

 

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ジャガイモの葉にいたホオズキカメムシ。汗水流して育てた作物からのうのうと甘い汁を吸うやつらです! 特にピーマン、シシトウ、唐辛子などが狙われ、徒党を組んで襲来します。以前は触るのが嫌なのでペットボトルでカメムシホイホイを作って捕まえてたけど、面倒なのでこやつらも手っ取り早く捕殺です。

 

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ところが・・・捕殺しようと手を伸ばしたその瞬間、ハエトリグモが一瞬早く跳び付きました。ビックリ!!!  知らなかったけど、いつも頑張ってくれているんだね。ありがとう。跳びかかられたホオズキカメムシは一歩も動けずそのまま吸い尽くされていました。

 

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耕作していない区画は15年前に種を蒔いて野生化したヘアリーベッチに埋め尽くされてます。マメ科なので土に窒素を取り込んでくれて土壌改善効果があり、他の草の発芽を抑制するアレロパシー効果もあるので雑草抑制にも役に立ってます。

 

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姿はカラスノエンドウによく似ているけど、花がずらっと並んでいます。たくさん花が咲くのでミツバチたちがブンブンと飛び回って賑やかです。

 

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作業の手を少し休めてビーウォッチング。小さなミツバチに負けじと大型のクマバチも。飛び方が可愛いので見ていると癒されます。