行動範囲を広げてみました

年末に博多に転勤してすでに5か月が経過。出張で各県庁所在地には行ったものの週末は博多駅周辺で買い物だけする生活から脱却できず、行動範囲がぜんぜん広がりません。


10連休も特にどこに出かけるということもなく過ぎ、これはこれで贅沢なことだぁと思いつつ、博多駅から大博通りを通って天神方面へと散歩に行ってきました。


大学生の長女が春休みに来た時に、駅周辺のお寺がよかったよと言っていたので、3軒ほど訪ねてみました。2泊だけで帰っていった娘の方が、駅周辺をよく知っているというのはトホホな話ではありますが。


東長寺は中に入らず通り過ぎようと思ったのですが、立派そうな庭なので覗いてみました。


立派な木が目を引きました。名前は書いていないので分からなかったのが残念。


年配女性がさかんに撫でていた黒光りした亀の鼻。


さらにすぐ近くの聖福寺に寄った後、小腹が空いてカレー屋さんに入りました。


シェフは印度のホテルで修業したという方で本格的なカレーです。でも具は少ないのは、ドリンク付きで500円という財布にとっても優しいお値段でしたので。(^^;


カフェに寄ってkindleで1時間ほど読書しながら食後の一休み。


中州から天神までぶらぶら歩きました。福岡って何があるの?と聞かれてもランドマーク的な建物がないですが、それでも人気なのは、ありとあらゆる種類の食べ物屋さんとたくさんの飲み屋さんが、これでもかというぐらい並んでいるからですね。
「いいなぁ、博多転勤ですか」「博多はよかったですよ。お店はいくらでも紹介しますよ。」と言っていた人たちは、押し並べて「健康診断で肝機能が引っかかって・・・」となぜか半分嬉しそうにしている人たちが多かったように思います。


旧県公会堂貴賓館を通って


天神中央公園に。福岡市民の憩いの場所ですね。


最後に天神のロフトに寄って砥石を買おうと思っていたのですが、偶然途中で菊秀という包丁専門店を見つけて、お店の方に相談して中仕上げ用と仕上げ用の2本を5千円ほどで購入しました。帰宅してさっそく研いでみると、切れ味がとってもよくなりました。

包丁を研いでいると、道に迷った旅人が泊めてもらった山奥の家で、夜中に老婆が一心に包丁を研いでいるというシーンが浮かんできて、身が引き締まります。(^^;


文房具好きなので、丸善は素通りすることができません。並んでいる万年筆をチェックしたりしながら、レポート用紙1冊と一筆箋2冊を買って意気揚々と帰宅しました。