馬の背を通って岐阜城に登りました

昨晩、部屋に置いてある相棒の自転車が「こんなにいい天気が続いているのに出かけないのは罰当たりではないのか」と言っているような気がしたのですが、コース探索をさぼっているため地図を眺めても気持ちが高ぶるような場所が浮かんできません。
思案しているうちに岐阜城なら半日で行って帰ってこられるから、午後の時間も使えてこれはいいぞ!と我ながらいい考えにすっかり満足して床に就きました。!(^^)!



翌朝7時に家を出発、JRで岐阜駅に8時に到着。俺を連れて出かけろとけしかけていた自転車は今回置いてきぼりです。(すまん・・・)
駅前からバスで15分ほど揺られて岐阜公園に到着、金華山を見上げるとちょこんと岐阜城天守閣が見えます。



さっそく登り始めるとまっすぐ進めば瞑想の小径、右は馬の背コースとあり、看板に“老人と幼児には無理です”ときっぱり書かれています。
軽登山靴も履いてきたし北海道ツーリングで体重も少し減ったし・・と迷うことなく右を選択しました。



すぐに手も使わないと安定しないような岩場が出てきました。後ろから高校生の体育系運動部っぽい女子グループが追い付いてきたので、どうぞどうぞと先行してもらうと猿のようにするすると登って行きあっという間に差が開きました。(^^;



こんな感じの岩場が続いています。しっかりした岩なので滑りにくく、バランスさえ崩さなければ命に関わるようなことは無さそうです。



コース入口から30分ほどで頂上に到着。すばらしい眺めです。



天守閣はまだ開館前だったので、ロープウェーで登ってきた人たちが行列して待っていました。



天守閣はパスして、帰りは瞑想の小径を下ることにしました。



こちらもけっこうきつそうな登山道です。



馬の背は頂上までほとんど下界が見えませんでしたが、こちらは何か所かビューポイントがあり、薄く噴煙の上がる御嶽山を見たりすることができます。とはいえ、登る人たちは汗だくで息も絶え絶えの人もいて、とても瞑想しているようには見えませんでした。(^^;




麓まで来るとようやく緩やかな道になりました。



バスとJR東海道線を乗り継いで12時前に帰宅、午後は布団を干したり部屋の雑巾がけをしたりと時間を有意義に使えました。
かかった費用は、往復交通費と岐阜駅の牛丼店で食べた朝食代で2千円ほど。ちょっとした運動にちょうどよいので、また行ってみようと思います。