ペリカーノJrと自転車用パンク修理剤

五十の手習いでパイロットのペン習字通信講座に申し込みました。受講に万年筆が必要なので、お値段が一番手頃なペリカーノJr(ジュニア)というのを購入しました。



ドイツのペリカン社が子供用として販売しているもので、正しく持てるように指の位置に窪みがあり、ペン習字初心者の私にはうってつけです。しかも定価はわずか1500円と格安にもかかわらず、使いやすく会社でも毎日愛用しています。




インクはカートリッジを使用するのですが、コンバーターというものを使ってボトルに入ったインクを入れることもできます。ところが、このペリカーノJrは正式にはコンバーターに対応していません。そのため使って使えないことはないのですが、ぴったりハマらずインク漏れの可能性があって心許ない感じがします。



ノック式ボールペンに入っているスプリングを転用して固定する方法もあるようですが、ふと思いついて自転車のパンク修理用パッチを使ってみました。



使ったのは自転車乗りにはお馴染みのパナレーサーのイージーパッチ。定価420円でパッチが6枚入っています。自転車のチューブで穴のあいたところに台紙から剥がしたパッチをそのまま貼れば簡単に修理ができるというものです。もっとも最近のタイヤは耐パンク性能が向上して、ここ数年はまったく出番がないですが。(^v^)



パッチをコンバーターの先端の金属部分の幅に切り取って、一回りするように貼ったところ、びっくりするほどしっかり固定されました!

貼るときはだいたいの感じで大丈夫ですが、パッチが一回りして重なる部分が出ると厚くなり過ぎて装着できなくなりました。


写真は1週間装着してから取り出した状態ですが、パッチの糊が溶け出してベタベタした感じになります。ずっとコンバーターで使用する場合にはよいですが、カートリッジに戻す場合や汚れるのが嫌いな場合には注意が必要です。




ペン習字を習い始めてから知ったのですが、万年筆のインクの色にはいろいろな種類があってどれを使うか考えるだけでも楽しくなります。ちなみにコンバーターにはパイロットの色彩雫シリーズの松露というのを入れました。松葉のような深い緑色で、愛車のケルビムツーリングの色とよく似ています。