江戸川サイクリングロードの春の花


年明けから利根川サイクリングロードばかり出かけていたので、今年初めての江戸川サイクリングロードになりました。この時期はあちこちで春の花が咲いているので、ゆっくり花を眺めながるのも楽しみになります。



それほど環境に差はないはずですが、場所によって咲いている花が違います。野田橋の千葉県側で目立っているのは、春の代表的雑草のホトケノザ



鮮やかなピンクが目を引きます。



小さな綿毛がとても可愛らしいので写真を撮って調べてみるとノボロギクという名前だそうです。綿毛に混じっている黄色い花(未受精の花が残ったものだそうです)がまるで髪飾りのようです。



こちらは綿毛になる前のノボロギクの花です。花は小さく地味なのでこれまで気に留めていなかったのですが、今回綿毛がつくことに初めて気がつきました。



ヒメオドリコソウです。場所によって群生している場所があり、集団で踊っているように見えます。ホトケノザに似ているなぁと思っていたのですが、シソ科の植物でホトケノザと同科同属だそうです。ちなみに踊り子草ではなく踊り小草と書くようです。



カラスノエンドウもあちこちで見かけました。



宝珠花橋から少し上流の埼玉県側ではスミレが咲いていました。この時期はまだ雑草の背丈が低いので、鮮やかな紫系の小さな花が目を楽しませてくれました。



上流側に走っているときはほぼ無風だったのですが、利根川との分岐点の関宿から折り返すと天気が急に変わり始め雨が降りそうな雰囲気になり、強い向かい風が吹き始めました。苦労しながら野田橋まで来ると、サイクリングロードの両側がカラシナの花で黄色く塗りつぶされていました。鳥が種を運んできたものが年々繁殖したものだそうで年々勢力を拡大しています。江戸川サイクリングロードのあちこちで群生するようになっていますが、野田橋付近がいちばん見事な咲きっぷりです。春の香りも楽しみながら黄色に染め尽くされた風景の中を、ゆっくり走るのは何とも気持ちの良いものです。