渡りに船の「竹暗渠」

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先週末は竹林(竹藪からほぼ格上げ)の手入れをしましたが、いいことがたくさんありました。

 

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竹を数本切りはじめると、なんとすぐ横の農道を竹を積んだ軽トラが横切り、一瞬失礼ながら鴨がネギしょってやってきたように見えました。(^^; 

というのもすぐ隣の田んぼで排水改善工事の溝が掘ってあり、軽トラを見た瞬間に竹を埋めて「竹暗渠」にするに違いないと確信したからです。

すぐに竹を1本かついて田んぼに急行、軽トラから降りてきたご老人に「これ使いませんか?」と伺ってみるとすぐに快諾いただきました。\(^O^)/ 

 

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昨年と一昨年に切って放置していた竹も使ってもらえることになり「後で勝手に持っていくからそのままでいいよ」と言っては頂いたのですが、枯草に埋もれて運び出すのに手間が掛かりそうなので農道わきに長さを揃えて移しておきました。

 

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かなりの量ですが小さいものを含めて全部使ってくれるそうです。

お話を聞くと少し離れたところに住んでいらっしゃる77歳のTさんとのこと。公務員を退職後、作り手がいなくなった田んぼでお米を作ったり畑をやっているそうです。「 たいして金になるわけじゃないけど何もやらないとボケちゃうからね」ととても元気そう。この田んぼも今年から引き受けいい米が出来るようにと排水工事に取り掛かったそうです。とてもいい顔をされてます。

 

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ご自分の敷地にも竹があるので切って運ぶところだったそうですが、すぐ隣から運ぶ方が楽なので幾らでも使ってもらえることになり、張り切って伐採。

 

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先日購入した充電式小型チェーンソーでどんどん切ります。

 

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枝があると邪魔になるかなと思いノコギリで枝を切っていたのですが、こうやれば大丈夫と器用に枝を竹にそのままくるくると織り込むように巻き付けていました。

 

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どこの人かと聞かれたので、○○ の孫ですと伝えるとそれじゃあ○○さんの土地と思うけど草が茫々になっているところがあるから見て欲しいと軽トラに載せてもらい現地へ。 ちなみにTさんとは血縁があるそうです。

 

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写真中央の色違いの区画がその場所。周囲の畑はTさんの家を含め数軒の家の畑をまとめて管理をお願いし小麦を作ってもらっているそうで、一緒に耕作してもらえることになりました。

荒らしっぱなしでずっと気になっていたのでホントよかったです。報告したら両親も喜んでました。

 

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すでに小麦が芽を出していたけど、Tさんはお構いなしに軽トラでどしどし入り気にする様子なし。麦は踏めば踏むほどいいから全然だいじょうぶとのことでした。

 

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竹暗渠の様子。竹は腐りにくいので地中に埋めて排水改善に使うそうです。

16時になると今日はもう疲れたからお仕舞いと引き上げて行かれましたが、今週末も竹を引き取ってもらえることになっています。

 

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まだまだ朝方の最低気温は氷点下5度以下が続いていますが、ビニール袋を二重に被せて防寒をしている睡蓮鉢のメダカたちは元気に泳ぎ始めてます。

前回は餌を入れても寒くて柿の葉の下から出てこようとしませんでしたが、今回はすぐに餌を食べ始め春が近づいいるのが感じられました。

週末農園で知り合いが一人増え竹の処理と土地の管理も進み、とっても嬉しい一日になりました。