放ったらかしでも健気に花を咲かせるヤーコンたち

サトイモは種イモを冬越しさせるために、しっかり乾燥させて寒さにやられないように保管しなければならず、気を使います。

ヤーコンは、寒さにも強くて腐ったりしないのでまったく気を使いません。しかも食べるイモの部分と芽の出るタネの部分が別になっているので、食べるか食べずに植えるかという問題も起こしません。


発芽率も高いです。


サトイモには葉を好んで食べるセスジスズメの幼虫という天敵がいるので、葉の裏に隠れていないかよ〜く観察しなければなりません。ヤーコンには大きな被害を受けるような天敵がいないので、畑に行ってもほとんど構うことはありません。いつもヤーコンは放ったらかしにされて、写真もほとんど撮られなかったりします。


そんなヤーコンも11月になり葉が枯れ始めました。


そしてひっそりとヒマワリによく似た花を咲かせています。大きさが2cmほどでぽつりぽつりと咲いているので、よ〜く見ないと気が付かなかったりします。
収穫後は毎年干しヤーコンになって家族のお腹の調子を整えてくれます。なんと健気な植物なのかといつも感心します。ありがとう、ヤーコン。(^^)/