メダカ睡蓮鉢の要塞化計画完了!

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メダカたちが獣の襲撃を受けて被害を受けている可能性が高まり、睡蓮鉢の周りをぐるっとヨシズで囲んでおいたところ1週間前とまったく同じ状態でした。残っていたメダカ一匹も元気いっぱい。

台風10号が通過し風も強かったことをを考えると、ミニ睡蓮の植木鉢が倒れていたり水が半分ぐらいになっていたり、メダカたちがこつ然と姿を消していたのは何かの獣に被害を受けていたと確信しました。 

 

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今年最後の猛暑の予想だったので家を夜明け前の4時に出発、5時半に到着してから4時間ほど草刈りに励み、汗と泥でドロドロになった野良着を洗濯して乾かす間に、車でひと山越えてお隣の石岡市の「めだかの郷」の教育委員長のところまで行ってきました。

 

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残りの生徒が親メダカと子メダカ一匹になってしまったので、前回と同じ紅帝(こうてい)という種類を3匹お願いしました。教育委員長は我が校の惨状に激しく同情し、一匹サービスしてもらいオスメス各2匹を選別して分けてくれました。こちらの周辺でもイノシシの出没が増えているとのことでした。正面の山は筑波山です。

 

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できれば夕方まで温度合わせをして欲しいというアドバイスに従い、袋ごと睡蓮鉢に4時間浮かべてから睡蓮鉢に移しました。水は「生きている」からそのまま使うようにとのことでした。

 

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子メダカのいる発泡スチロールケースに被害は出ていませんが、念のため睡蓮鉢の周りと合わせてトゲトゲシートを設置。プラスチック製なので足を突き刺して傷つけることはないそうです。

 

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さらにフクロウの形をした害獣撃退装置を設置。装置の前を横切るとセンサーが感知して真ん中に3つ並んだランプが激しく発光を繰り返し、同時に目玉の部分から獣が嫌がる超音波を出して撃退するというものです。

超音波は人には聞こえないのですが、自宅でスイッチを入れたら隣の部屋で娘が飼っているウサギのムギ君が激しく反応。飛び回った後はゲージの隅で小っちゃくなってました。可哀想なので1回だけしか試しませんでした。

 

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夕方収穫作業を終わった後、フクロウ君のスイッチを入れると作動確認ランプが点灯。確認ランプは一旦消えますが、前を横切ると正常に作動しました。USB充電と合わせて小さなソーラーパネルがあるので、1週間ぐらいは放置していても作動には問題なさそうです。 

 

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要塞化完了。これで新しく転入した生徒たちにも安心してもらえそうです。

帰り道を3キロほど走ったところ、民家のすぐ近くにドデカいイノシシが暗闇に紛れて悠然と道を渡っていて いるのに遭遇してビックリ。

稲刈りの近づいた田んぼにはフクロウ君の親玉みたいな装置が赤や青の光を盛んに出して威嚇していましたが、住民の高齢化で草刈りが追い付かず段々と獣の行動範囲が広がっているようです。