メダカの学校~重大事件発生?

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先月末、またもやメダカが5匹から2匹に減ってしまったので、週末農園に行く途中にある石岡市の「めだかの郷」で生徒さんをスカウトしてきました。ちなみにこのノボリが畑の行き帰りに目に入り、メダカ・メダカ・メダカと無意識のうちに刷り込まれたのがメダカの学校開校のきっかけです。(*^-^*)

 

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田んぼの中にある「めだかの郷」。メダカの教育委員長みたいな方がやってます。

ずらっと並んだケースに100種類以上いるそうです。楊貴妃を欲しかったのですが、「最近もっと赤い品種が出回り値段が暴落したから置いていない」そうです。う~む、安いほうがいいのに・・ ということで楊貴妃を品種改良した紅帝(こうてい)を3匹分けてもらいました。

ホームセンターでは水槽から網ですくってうまく捕まえられたものを渡されますが、さすが教育委員長、何匹かケースに移してじっくり観察して状態のよさそうなものからメス一匹、オス2匹を選んで袋に入れてくれました。

 

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教育委員長によると袋のまま浮かべて温度を合わせれば、水合わせは不要ときっぱり。それと他のお客さんからもホームセンターのメダカはダメになると言われることが多いと首をひねり、ふつうはメダカは死なないとのこと。売り場の水槽の環境に問題があるのかもと言っていました。

確かにホームセンターから買ってきたときのメダカの動きと比べると、動きが路面電車と新幹線ぐらいの違いがあってびっくり。餌の食べ方もものすごい勢いで食べていました。翌週も5匹の生徒たちは全員元気に生きエサのボウフラに飛びつき、これで学校も安泰とすっかり安心しました。

 

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が・・翌々週、なんと一匹に。なんでだろうと気持ちが混乱する中でよく見てみると睡蓮を植えた植木鉢が倒れているのが不自然。これはもしかしたら、猫かタヌキか、他にもテンのような動物も見たことがあるし、動物にやられたか?

そういえば最近、外に置いておいたコンビニおにぎりが食べられていたことが2回あり、しかもいくつかの種類の中でよりによって一番高いイクラのおにぎりで、それも具だけ食べられていたことがあったっけ!メダカのエサの袋も食いちぎられていたし。

そこで最後の一匹を守るため、ヨシズを立てて水を入れたバケツで囲んで様子を見ることにしました。

 

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で、昨日!!!これはひどい

またもや植木鉢が倒れ、水草ホテイアオイが消失、水はいくら猛暑とはいえ1週間でこんなに減るのかというぐらい少なくなってました。プラスチックケースの水はそこまで減っていないので違和感だらけ。流木の位置も反対側になっているし・・う~むこれは怪しい。最後の生徒も見当たらず・・・。不安の中でミナミヌマエビの点呼を取ると5匹全員生存を確認できて、少しほっとしました。

 

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呆然としていたところ、なんと睡蓮鉢の隣りにボウフラ増殖用に置いたプラスチックケースに生徒発見。え~~っ! いったいどういうこと??? まるでマジック! 

 

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さらに何か素早い動きで移動している生物が。よく見ると子メダカ!! なぜだぁ~、謎は深まるばかり。

子メダカの目が黒いところは、居なくなってしまったホームセンターで購入したメダカの一匹にそっくり。すごく元気そう。

 

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動物に睡蓮鉢が襲われたときにメダカが飛び出し、うまい具合にプラスチックケースに飛び込んだ。子メダカは先週まで元気にしていたメダカが水草に産み付けていたものを気が付かずに、偶然プラスチックケースに移したものが孵化した、というように推理してます。

数日前に接近した熱帯低気圧の影響の可能性もゼロではないので、真相は闇の中。

植木鉢は土に深く埋めてしっかり固定、ホテイアオイを補充してヨシズの囲いを増強して避難していた生徒を戻しました。子メダカはそのままプラスチックケースに。これでダメならさらに対策を考えなければ。(-_-;)