けんちゃんと再会した翌日は2回目のしまなみ海道へ

チェックアウトした尾道のホテルの真ん前がフェリー乗り場だったのでとっても便利。 対岸の向島の富浜港FTまで約12分間隔で出発し乗船時間は5分です。平日だったので到着便にも出発便にも高校生がたくさん乗っていました。

で・・・情けないことに昨日とまったく同じパターンでウッカリ八兵衛をやらかしました。まるでデジャブ。 昨日はスマホだったけど今回は20年来の相棒のハンディGPS。 フェリーに意気揚々と乗り込んだら自転車のハンドルに取り付けてあるはずが消えている。 ああ~~っ!、出発するときに桟橋の手すりに置きっぱなし! と気が付いた時には出船寸前、下船しようにも後ろには高校生がギッシリで時遅し。そのまま対岸へ強制連行されてしまい、もう一度戻って無事回収しました。 

 

3回目の乗船(笑)では通学時間が過ぎて、ゆっくり写真を撮れました。幸い乗船料は片道100円で自転車は何と10円、220円の損失で済みました。写真中央は宿泊したホテルです。

 

前回の初しまなみ海道もけんちゃんと再会した翌日で、今回はその時とは反対側の東側の海岸線を走ってみました。

 

東側だと海岸線側を走れるがいいですね。波の音を聞きながら快適なサイクリングでした。

 

向島因島を結ぶ因島大橋1270m。橋まで50mほど標高差があるけど自転車で楽に登れるように3%ほどの傾斜になっています。

 

しまなみ海道の橋で唯一自動車道の下を通ります。

 

西側と比べると標高差50mほどのアップダウンがあるけど、その分眺めがいいのが楽しい。

 

ところどころにポツンとある漁港の町。

 

多々羅大橋1480m。国内最長の斜張橋だそうです。塔と塔の距離が長くスッキリしたフォルムと両手を合わせているような塔の形がとっても美しい橋です。

 

橋の途中で脚を止め、行き来する船を眺めるのも楽しいです。

 

今治に向かって左側は自転車と歩行者用、反対側は原付バイク用と別れているので安心して走れます。

 

主塔を下から見上げたところ。欄干に置いてある拍子木をパン、パーンと叩くと塔の内面で音が何度も反射して竜が登って行くように聞こえます。日光東照宮の鳴き龍と同じ原理ですが、構造が桁違いに大きいので迫力があります。

 

途中で中学の同級生から「村上海賊ミュージアム」には行かないのかとLINE。夕暮れまで余裕が無かったので寄らないつもりだったけど、勧められると断りづらい性格なのでつい寄ってしまいました。

 

日没が迫っていたので最後はペースアップ、何とか予定通り来島海峡大橋で夕日に間に合いました。

 

橋の上から夕暮れの海峡を滑るように進んで行く船を眺めるのが極上の時間でした。最後は今治駅からJRで松山駅に移動し道後温泉でゆっくり温まりました。

 

緑色のログが前回の西側のコース、今回は東側の赤色のラインが通ったコースです。前回は尾道から向島までフェリーを使わなかったので走行距離は100キロちょっと、今回は90㌔ほどでした。これでガイドブックに出ている推奨コースは一通り走りましたが、ほかにも楽しそうな道があったので次回来れたら通ってみようと思います。