海の記念日を入れて5泊で今年も恒例の道東ツーリングに行ってきました。羽田釧路便は早割で予約しても朝一と夕方で1万円以上違っていたので17:50で出発。
週間予報を見ると連日雨マークが出ていたので、今回は自転車乗れないかもと雨天時のプランBは念入りに計画、予報通り羽田はどんより釧路はびちゃびちゃと雨で去年とまったく同じパターンでした。梅雨が無い北海道だけど7月は天気が安定しないんですよね~
リムジンバスで釧路駅前まで行った後は宿までどうしようかなあと考えていたら、バスの終点が予約の宿に近いフィッシャーマンズワーフだったのを思い出しました。
\(^O^)/
せっかくなのでチェックイン前にフィッシャーマンズワーフの3階にある屋台村に直行。今回は魚が中心になる予定だったので肉系にしようと考え、色々ある中でザンギとどちらにしようか迷いつつ他にお客さんがいなかったので静かに食べられると思いジンギスカン定食1000円をチョイスしました。普通においしかったです。(^^♪
満腹で雨具を着込んで5分ほど歩いて1泊目の宿のゲストハウス・プルーフポイント。ゲストハウスは初めて利用しましたが清潔でとても快適。食事は出ませんが、シングル個室料金は4000円!大満足でした。
目が覚めると天気予報的中、ばっちり雨でした。輪行袋に入れたまんまで自転車かついで宿の近くから路線バスで釧路駅前まで。
雨の中を走る気はないのでプランB「自転車乗らずに食べるだけ」発動。天気がよければ上尾幌駅下車の予定を変更、厚岸駅まで乗って赤字に喘ぐ花咲線こと根室本線に貢献。
釧路発8:18、厚岸着9:11。厚岸駅に着いたらちょうど雨が止んでたけど、また降り出すんじゃないかと半信半疑で自転車を組み立てて厚岸漁協直販所まで。着いたらいつもと様子が違って大賑わいでビックリ、エビ祭りをやっていました。
北海シマエビも売っていたのですが、本命はカキなので100円のあら汁だけいただきました。花咲ガニが思いのほかたくさん底に沈んでいるのを見つけてお得感満載。
直売所の中に入り、本命のカキ、三陸生まれの厚岸育ち「マルエモン」3Lサイズ6個を売り場のおねえさんに注文。伝票を渡されるのでレジに行って精算してから受け取ります。ちなみにもう一つのブランド厚岸生まれの「カキエモン」もおいしいのですが、マルエモンの方が一回り大きいです。
プラスチック皿にそれぞれ3個載せられたマルエモンを持って、イートインコーナーへ。まだ9時半だったのに、エビ祭りでお客さんが大勢。なんとかテーブルで1席確保。お隣は女性二人組で市場の外で確保してきたと思われる缶ビールをどんと置いているツワモノでした。(^^;
イートインコーナーには電子レンジが数台と殻剥き用ナイフ、醤油などが用意されています。ほとんどの人が3分ぐらいチンして殻を開けていますが、何度も通って殻の剥き方をようやく習得したので、迷うことなく生ガキでいただきます。殻の隙間を見極めてナイフをぐりぐりと入れてこじ開けると大きな身が現れます。生ガキ最高! 6個というのはこれまで通った経験から、こんなものだろうという量で決めましたが腹8分程度になり丁度よかったです。
カキといっしょに注文したホッキ貝Lサイズのお刺身。これで300円。カキと合わせて1500円の超豪華な朝食でした。
Bプランは直販所前の厚岸大橋バス停から、宿の近くの霧多布温泉まで輪行予定でしたが、ぎりぎり雨が降らないぐらいの曇り空だったので、当初の予定Aプランに入れていた牧場の中のポツンとあるレストラン、夢風車に行くことしました。
当初は厚岸駅手前の上尾幌駅で下車して宿に向かって東に進む途中で寄れたのですが、厚岸まで来ていたので一旦西に18キロほど戻ることに。せっかく雨が止んだのでまあいいか。
グーグルマップで見つけて今回初めて行きましたが、大きなガラス越しに目の前に広がる牧場を見ながらゆっくりくつろげました。\(^O^)/
こんがり焦げ目の付いたキタアカリを使ったグラタン。ホワイトソースがスープ状になっていてホントおいしかったです。コーヒー付きで1100円は超お得。緑の週末農園でもキタアカリ10キロ収穫予定なので、作り方を聞いてきました。また寄りたいお店です。
宿の夕食の時間もあるので後ろ髪をひかれながら出発、内陸側の道道813号を通って浜中町に。
浜中町の牧場が誇る極上の牛乳からハーゲンダッツのアイスクリームが作られています。できたら現地販売所とか工場見学+試食なんかがあるとすっごく嬉しいな。
太平洋に向かって南下、霧多布湿原にさしかかるとワタスゲが咲いていました。写真で見てまぁそんなものかなという印象だったのですが、実際に始めてみるとワタの大きさがまちまちなので風に吹く度にそれぞれ色んな動きをしているのがものすごく楽しい。期待を遥かに超えていました。宿の夕食時間ギリギリまで眺めてすっかり癒されまくりました。
2泊目の宿は常宿の霧多布里(きりたっぷり)。19時の夕食5分前にチェックイン。3連休の中日だったので満室でした。
夕食は宿主・武士(たけし)さんが地元霧多布の魚介で握ってくれるたっぷり寿司。だいたい2人前半ぐらい出してもらえるので、道中は足以上に胃袋のペース配分を心がけ十分にお腹を減らしてきました。
初めて泊りに来た年配ご夫婦は、最後まで辿りつけず無念のギブアップ。
一通り握ってもらった後、食材が残っていれば希望者には何貫かおかわりもOK。この日は3貫までいいよ、と武士さんがニコニコしながら言ってくれたので、せっかくなので1貫だけ頂きました。
お隣の女子会3人組は握りでなくて海鮮コース。大きな花咲ガニも付けていたので食べきれるのかなあと心配していたら、案の定よかったら食べませんかと何度も勧めていただいたのですが、こちらも次々と繰り出される握りでお腹いっぱいになっていたので丁重に辞退させていただきました。
冷凍保存用に特別なフリーザーを使っているので、昨秋に仕込んだイクラもプリプリしていてとっても美味しい。これに缶ビール1本飲んで1泊8000円でお釣りが来ます。
(*^-^*)
お腹いっぱいで風呂に入った後は朝まで熟睡。翌朝5時過ぎに起きると曇り空でしたが雨は大丈夫そう。宿犬・ウメボシ君に挨拶して6時に出発しました。(後半に続く)