二宮尊徳さんに会いに行って思い知らされたこと

先週水曜日に気になっていた真岡市にある二宮尊徳資料館に行ってきました。
どうして気になっているかというと・・・ 尊徳さんが現在の真岡市にあった旧青木村に赴任して荒廃した農村を立て直し、天保の大飢饉では不作を予測して早くから対策を行い一人の餓死者も出さなかったという話を知った時に、笠間のご先祖様が天保大飢饉で米50俵を上納したことで苗字を許されたと墓碑に刻まれており、もしかしたら地理的に近いので尊徳さんからの何か影響を受けたのかもしれないと勝手に想像しているのが理由です。

下り方面のつくばエクスプレス守谷駅まで輪行。下りだったので電車はガラガラでした。


田んぼ沿いに走っていると堤防があったので上ってみると小貝川沿いに道路が整備されていました。


計画とは別の道になりましたが、とっても走りやすいのでコース変更。するとツガイの赤とんぼが次から次に飛んできました。先頭の雄がしっかりリードして雌がしっかりついてゆく様子にすっかり癒されました。少し上流ではまだツガイになっていない赤とんぼが群れていたので、山から下りてきた赤とんぼが上流で伴侶を決めて、産卵のために流れの緩やかな川下を目指していたのかな。


黄金色の田んぼに赤く熟した柿に蔵という田園風景の中、小貝川沿いに気持ちよく北上。


大型コンバインが収穫作業中


下館駅北側の映画館通り。右と左の映画館は残念ながら閉館。


下館は江戸時代後期に真岡木綿の集散地として栄えたそうですが、当時が偲ばれる歴史のある建物が残っています。


倉庫に使われていた建物でしょうか。


もういちど小貝川の土手に戻って北上


二宮尊徳資料館に到着。守谷駅から70kmでした。入口で記名すると館長さんからクイズが。(^-^;
第1問「尊徳さんの出身地は?」「小田原のあたりですよね?」 ピンポン♪
第2問「どうしてこの地に来たのでしょうか?」「荒廃した村を立て直すのに派遣されて」ピンポンピンポン♪♪♪
と全問正解。よくご存じですねと、15分ほどの動画を見せてもらいました。


12時30分到着でこの日の3人目の見学者でしたが、市内の小学生が授業として必ず見学に来るそうなのでけっこう忙しいそうです。


なので当然近くの中学校の校庭の中央には、薪を担いだ尊徳さん。


小学校にも尊徳さんがいらしゃいました。
最近は歩きスマホを連想するということで座っている尊徳さんが増えているそうですが、歩きスマホと比較するのは超不謹慎。ちなみに周辺で歩きスマホを見かけたのは1名のみ。さすが尊徳さんが活躍の地と感心しました。


真岡鐵道真岡駅。SL風の駅舎全体がSLミュージアムになっているそうです。展示されているD51はピカピカに磨かれてました。


昼食はみんみん餃子。宇都宮以外ではほとんどお店がないので嬉しかったです。餃子は1皿210円ととっても親切価格。焼き餃子2皿の後に揚げ餃子1皿も追加。


帰りは水戸線岩瀬駅近くの元気寿司で6皿食べて、つくばリンリンロード経由でつくば駅まで。


つくば駅に到着する頃にはすっかり暗くなりました。
この日は125㎞。タイヤが太めのツーリング車で、往復向かい風が多かったもののそんなに疲れは感じなかったのですが、翌日から3日は身体が重くて体中のエネルギー喪失感で気持ちも上がらず。尊徳さんを訪ねて体力の低下を思い知らされました。(>_<)