6時前に起床、カーテンを開けると青空が顔を出していました。
\(^O^)/
宿を6:30に出発、斜里岳を眺めながら宿周辺を一回り。自転車グループの女子二人はジョギングで、元気だなあ。
網走に向かって宿から東に延びる町道21号。なだらかな一直線の下り坂を風を受けながら(乗ったことは無いけど)グライダーが滑空するようにびゅーんという感じで走ってゆきます。最高〜〜〜!
碁盤目状に農道が整備されているので、GPSの地図を見ながら国道を避けて気の向くままに走れるのが道東サイクリングのお楽しみ。
きちんと枝を払って手入れのされている防風林。
外来種のオレンジ色のコウリンタンポポ。あちこちで咲いて目を楽しませてくれたのですが、外来種で少々問題があるようです。
小清水町中心街のセイコーマートで補給。メロンソフトが秀逸!原料は北海道産メロンで、規格外で出荷できないものを使っているそうです。お値段200円はかなりお得感があります。関東だとあんまり出店してないですが、全国販売だそうですよ。お勧めです。
濤沸湖(とうふつこ)到着。秋は秋で渡り鳥の群れが飛ぶ姿がとってもきれいですが、初夏はなんといっても花がきれい!
小清水原生花園で初めてハマナス以外の花を見ることができました。黄色がエゾカンゾウ、オレンジがエゾスカシユリです。
オホーツク海と知床連山も広がり、なんとも贅沢な眺めです。
「流氷物語号」に使用されているラッピング車両、キハ54形507・508。昨日の輪行でも利用した1986年製造で32年も頑張っている車両です。
ちょうど旅行中に見たニュースでJR北海道が釧網本線の廃線可能性に言及したことについて謝罪会見を行い、維持を表明していました。お客は少ないし雪が多いので除雪費用も掛かり、維持することはほんとーに大変なことだと思います。個人的にはカジノ作って外国人呼ぶのにお金を使うぐらいなら、こういった日本の風景を見てもらうためにJR北海道に回してあげて欲しいなと思います。
初日に釧路駅でお会いしたオランダ人のご夫婦は日本の風景が大好きで何度も来ていると嬉しそうに話してくれました。ギャンブルで不幸になる人をたくさん作るより、自然を楽しんでもらえる人たちを増やしたほうが世の中は幸せだと思うのですが。
網走市街に到着。駅の近くにある北見食品というカマボコ屋さんを再訪。
このお店、好きなカマボコを選ぶとその場で揚げてくれるので熱々で頂けるという画期的なシステム。市内のカマボコ工場が出店してます。
お店の前でハフハフかじっていると地元の家族連れが次々と来店してました。なぜか網走では天ぷらと言うのが不思議といえば不思議。
今回は能取岬に初めて行ってみました。網走駅のロッカーに不要な荷物を預け、道道36号を反時計回りで西側の海岸線のアップダウンの道を10kmほど進むと岬への道が現れました。
草原にポツンと立つ灯台は最果て感満載。
時間はたっぷりあるので歩道から離れた木製ベンチに寝そべって昼寝、草が膝下まで伸びていたので他の人たちは寄り付かなかったのですが、目が覚めると周りのベンチがすべて埋まってました。(^^;
帰りの東側は往路とまったく別の風景で平坦な道。能取湖を眺めながら網走駅に戻りました。
駅でロッカーの荷物を回収して、徒歩宿・アニマの里にチェックイン。マニアの里と勘違いされることがよくあるそうですが、動物付きの宿主の永田さんが畑と馬・ヒツジを飼育しながら宿も運営されています。日中は暑くて小屋にはいっていた羊が次々に出てきました。
永田さんはとても穏やかな方で年代も近いので、泊まる度に色々話を聞くのがとっても楽しみです。今回はどうしてアニマルじゃなくてアニマにしたのか教えてもらいました。子供のころ平凡社から出版されていた「アニマ」という雑誌がお気に入りだったのが宿名の由来だそうです。
それと宿の近くの天都山は平昌オリンピック金メダリストの高木美帆さんらの自転車トレーニングコースになっていて、走破タイムは誰にも破られていないそうですよ!さすがですね。