ペン習字通信講座を受講してから字を書くのが楽しくなり、年賀状のあて名書きもプリンターを使うのをやめて万年筆を使っています。万年筆だと下手な字でも味のある感じになるのがよいところです。
今週は名古屋から博多への転勤で引っ越しの荷受けに中一日あったので、天皇誕生日はホテルに籠って年賀状を書き上げました。
インクジェット用年賀はがきの場合、宛名書きの表面はよいのですが、裏面を書くとプリンター用のコーティングがペン先で削れてまとわりついてしまい、段々と詰まり気味になり書きにくくなってしまいます。
今回は今春に奮発して買ったセーラー万年筆の長刀ふでDEまんねんを使ってみました。ペンポイントが独自の形状で、ペンを傾ける角度によって宛名書きの大きな文字から文面の小さな字まで一本で書き分けることができます。
昨年使ったペン先がスチールのプロフィットふでDEまんねんはペン先が詰まりましたが、長刀ふでDEまんねんのペン先は14金でとても柔らかくできているせいなのか、まったく詰まらずに気持ちよく書くことができました。
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軸はプロフェッショナルギア・レアロにしているためインクは吸入式です。インクボトルを引っ越しの荷物で送ったので、携帯用のヴィスコンティのトラベルインクポットをドッキングさせて充填しました。