爆弾低気圧接近の北海道ツーリング

今年も先週1日から3泊4日で北海道ツーリングに行ってきました。

自宅近くのバス停から5時出発ののリムジンバスで1時間ほどで羽田に到着、すぐに輪行袋に入れた自転車をカウンターに預け7:10発帯広行きに乗り込みました。



羽田は快晴、途中の空も気持ちのいい青空が広がっていましたが、待ち受けるのは北海道の北方で急激に発達中の爆弾低気圧、はたしてどうなるのか不安が広がります。



初日の宿は糠平です。降り始めは18時の予報、それまでには到着できるように空港からそのまま帯広駅まで輪行して10時に出発しました。初日の宿の糠平まで80㎞ほどなので、真面目に走れば間に合う距離です。



12時頃から曇り空になってしまいました。青空の下のひまわり畑を見たかったですが、雨よりはずっといいですよね。



3年前は9月下旬のシルバーウィークに通った士幌町ですが、そのときは収穫の真っ盛りでした。今回はピークは越えてたみたいで、刈り取られた後の畑が多くトラクターの数も少ない印象でした。



小豆の収穫です。収穫した後、天日干しが始まります。遠くには山腹に広大な牧場が広がるナイタイ山や然別湖方面がよく見えて、気分よく走れました。



牧場の前で立ち止まると、寝そべっていた牛たちが律儀に近くに集まってくれます。牧場によっては警戒されてしまうこともあるのですが、この違いは何とも不思議です。



上士幌町から東10線51号という地方道を通って清水谷に抜けるお気に入りの道です。
車がほとんど通らない上に、クマネシリ山、西、南クマネシリ山、さらに十勝岳、トムウラシ山といった2千m超級の山々まで静かに見渡すことができます。



国道273号に入り、旧国鉄士幌線の第三音更橋梁など見ながら糠平に急ぎます。



糠平大橋から振り返ると見事な原生林が広がっていました。前回は糠平から下っていった道ですが、そのときは気が付きませんでした。ゆっくり進んでいるからこそ見えてくる風景です。



東大雪ぬかびらユースホステルに17時前に到着、すぐにかけ流しの温泉にじっくりつかりました。
天気予報ではこれから爆弾低気圧が接近し大荒れの天気になるものの、明朝7時には雨が止むということでした。
これなら三国峠に行けるかも!と期待が膨らみ、「くれぐれも無理しないでくださいね」と心配顔のペアレントの塩崎さんに明朝のお握りの用意をお願いして、21時過ぎに早目の就寝、初日が終了しました。