ペンクリニックで長刀を調整してもらいました

昨年に続いて今年も名古屋の松坂屋の万年筆売場で開催されたセーラーのペンクリニックに出かけてきました。

ペンドクターの長原さんに診ていただいたのは、昨年手に入れたプロフェッショナルギア・レアロ長刀(なぎなた)研ぎスケルトンです。



筆文字のように漢字や仮名が美しく書けるということで、ペン習字通信講座の清書用にしているのですが、ペン先のラインナップに中細しかないため、思ったよりもカリカリ感があり書きづらく感じていました。



長原さんにもう少しインクのフローを増やして欲しいとお願いしました。「万年筆にはまるとどんどん増えてお金がかかるけど、字を書いて得られることも多いから元は十分取れるでしょ」なんて話をしながら2、3分で作業を完了、「書いてみんさい」と手渡されて書いてみると・・・・



メモの上にクルクルと書いてあるのが調整前、下に書いてあるのが調整後です。インクたっぷり、中細からBに近いぐらいの太さになりました。ぬらぬら感がたまりません。(^^♪
おかげさまで、これでまたペン習字の練習が楽しみになりました。


そのまま万年筆売場でインクを物色、気になっていたセーラーの顔料系インクのSTORiA(ストーリア)イエローグリーンをゲットして帰りました。



万年筆のインクのほとんどは染料系で水に弱いのが少々気になるのですが、顔料系は水に強く、また最近開発されているものはインクが乾燥してもペン先が詰まりづらくなっているそうなので安心です。



長原さんに調整してもらったおかげで、清書時の太字用に使っている「ふでDEまんねん」は極黒インクを入れておく必要がなくなったので、インクを抜いてさっそくイエローグリーンを入れてみました。涼しげな色で猛暑が続く中で清涼感を楽しめそうです。!(^^)!