先週末の名古屋は秋らしい爽やかな快晴、早起きして岐阜県の中山道・大湫宿(おおくてじゅく)に出かけることにしました。
今回は中央線の快速に乗って最寄駅から武並駅まで1時間ほどで到着しました。
駅前に旧中山道の案内には距離表示が出ていないので道順がよく分かりませんでしたが、とりあえず北に進んでみました。
国道19号を越え中央高速道路のガードを潜って1㎞ほど走ると、旧中山道の表示がありました。
恵那駅前の大井宿から大湫宿までは、旧街道がそのまま残っている区間が多くあります。
せっかくなので大湫宿に向かう前に、大井宿方面も散策してみました。
紅坂一里塚です。そのまま残っている旧街道の一里塚は少ないそうですが、400年以上経っている貴重なものだそうです。
大湫宿に向かうといきなり急坂が立ちはだかりました。大井宿から大湫宿までの5㎞の区間は十三峠と呼ばれ、上り下りが多くあり難所となっていたそうです。
みつしろ峠(三城)と表示がありました。名前の付いた坂はたくさんありましたが、峠の名前の表示があったのはここだけでした。
全線ダートかなと思っていたら、いきなり舗装路に出ました。大湫宿まではダートはおおよそ7割ぐらいです。ツーリング車で走るにはぴったりの道です。
東海自然道として管理されていますので、上りも下りも道が荒れて轍で道を痛めてしまいそうなところは、無理せずに自転車を押してゆっくり進みました。急坂に喘ぐ愛馬を気遣って、励ましながら手綱を引っ張る感じですね。(^^;
大湫宿側にあった石碑です。ガイドに先導されて大井宿方向に歩いている10人ほどの年配の方の外国人団体とすれ違いました。
前回、大湫宿のボランティアの方に聞いた話では、オーストラリアから来る人たちがいると聞いていましたが、京都や鎌倉といったメジャーな観光地ではなく、こういったあまり知られていない江戸時代からの旧跡にやってくるというのは凄いなと感心しました。みなさん、Hi!とにこやかに挨拶してくれましたよ。(*^_^*)
大湫神明神社にお参りをして、境内の屋久杉級の樹齢1300年の大杉にそっと触るとちょっぴり暖かく感じられました。