梅雨時ですが先週末は土曜日が曇りで日曜日が雨の予報。これはチャンスと思い、JR中央本線で名古屋から恵那駅に輪行しました。
恵那駅で自転車を組立てアップダウンの続く岐阜県道68号で北上、3㎞ほど進んで岐阜県道394号大湫恵那線(写真手前)に入るといきなり道幅が狭くなりました。
同じ県道でも雰囲気ががらっと変わり、すぐに走り切ってしまうのがもったいないぐらいの里山風景に大興奮です。JRでたったの1時間ちょっとで絶好の自転車コースに来れるとは何て幸せなことでしょうか。名古屋に単身赴任をさせてもらった会社に大感謝です。(^^♪
クランクカーブの角に立っている梅の木には実がついていたりするのも嬉しくなります。
気持ちよく登ていると、地元のグループのようでしたがロードレーサーの集団が数台ずつすれ違いました。
と思ったら、カーブに差し掛かったところで1台が外側にはみ出してしまい、こちらに気が付いて慌ててフルブレーキをかけたもののタイヤがロックしてスリップ、そのまま突っ込まれてしまいました。
接触して危うく土手から転げ落ちそうになりましたが何とか踏みとどまり、自転車も体も無傷ですみました。相手の方は転倒したため腕や足を少し擦りむき、自転車はリアディレーラーが少々変形してしまいましたが、それほどスピードは出ていなかったので大事にならずによかったです。
峠を越えると大湫宿(おおくてしゅく)に到着。あまり下調べもせずに来てみたのですが、宝石箱のような旧宿場にこれまた大興奮。人気観光スポットの馬籠宿と比べると規模は小さいですが、お店などはまったくないので作られた感じがまったく無く、生活感の感じられる旧宿場です。
圧巻は大湫神明神社(おおくてしんめいじんじゃ)の樹齢1300年の大杉。まさかこんなところで屋久杉級の大木を見ることができるとは思いませんでした。過去に3回落雷を受けているそうですが、すぐ後ろに山があることで致命的な落雷を受けずに済んでいることが長寿の理由だそうです。
その後は、細久手宿、御嵩宿、木曽川サイクリングロードを通って岐阜駅まで自走、岐阜駅から東海道線で輪行して名古屋に帰還しました。大満足の一日でした。 \(^O^)/