ゴールデンウィーク後半は、冬季通行止めで2回敗退した飯田峠に出かけてきました。
今回は名古屋からJR飯田駅までの高速バスが満席で予約が取れなかったので、JR中央線で恵那駅まで輪行して前回とは逆に大平峠を先に超えるルートをとってみました。
JR恵那駅を出発すると旧東海道の多井宿の面影が残る通りがあり、なかなかいい感じです。
あらかじめ見当を付けてGPSでルートに設定していたところがぴったり旧街道になっていました。民家には古い道祖神が祀られていたりして自転車でゆっくり走るのを楽しませてくれました。
中津川駅を通って馬籠宿に入りました。古い建物を維持するのはとても手がかかることだと思います。
馬籠宿の南側は観光客はまったくいませんでしたが、中心部の店がたくさん並んでいる通りは大賑わいでした。人ごみは苦手なので、急坂でたいへんでしたが自転車を押して早々と通過しました。
馬籠峠790mを通過して国道256号沿いを進むと、交通量がそこそこあり車に追い立てられる感じだったので、並行する道を見つけてエスケープしてみるとすっかり静かになり快適に。(^。^)
もう少し早めに見つけていれば、もっとよかった〜
県道8号線の大平街道に入りました。登っている途中で山の中がガサガサと音がするので何かなと思ったら猿の群れ!
餌目当てに背後から徐々に距離を詰められている感じで気持ち悪かったので、大声を出して威嚇して追い払いました。
有名な街道なので連休ともなれば車や自転車も多いのかなと思っていましたが、意外なほど少なく擦れ違ったのは1台だけでした。
博打小屋の看板がありました。山が動いた・・・すごいですねえ。(^^;
保存活動が行われている旧大平宿です。明治時代の建物が維持管理されています。大平街道は飯田と中津川を結ぶ重要道路でしたが、現在は国道256号がその役目を譲っています。大平宿で体験学習やキャンプなどの様々なイベントが行われていることも、この貴重な旧道が朽ちずに元気に残っている力になっているようです。
3度目の挑戦でようやく飯田峠1235mにたどり着くことができました。
\(^O^)/
後は飯田市街まで下って予約したホテルにチェックインするだけだったので、アルコールストーブでお湯を沸かしてドリップコーヒーとお汁粉で至福のひと時を楽しみました。