春分の日の連休の道東旅行の2日目は知床に向かいました。朝は雪はまばらでしたが、昼以降は暴風雪の予報(>_<) 宿泊したアニマの里のご主人が、「行くことはできると思いますが・・」と心配な様子。先日の暴風雪では網走は2日間、知床は3日間通行止めになったとのこと。積雪というより視界がきかないために交通網が寸断され、コンビニでは食料品がすべて品切れになるなど大変な状況だったそうです。
最初に女満別空港が回復したものの空港に行く手段がなく誰も飛行機に乗れなかったし、着いたお客さんも空港から移動もできなかった、なんてことを教えてもらいました。視界の状況によっては知床に閉じ込められることもあるかもしれない、ということでした。
予約したホテルに早目にチェックインできるように、寄り道せずにまっすぐウトロに向かいました。
強風で視界が10mぐらいになることもありましたが、それほど怖い思いをせずに知床に入ることができました。風が弱まったときに海を見ると、おおっ!流氷!2年ぶりに見ることができました。こんな天気でも流氷を見ることができてよかったです。
オシンコシンの滝の駐車場では風上に向かって歩くと息ができないぐらいの強風になってきましたが、せっかくなので滝を見に行きました。
駐車場から滝までは目と鼻の距離ですが、視界が遮られるとたいへんなことになるかもしれないので、一度往復して安全を確認してから家族と歩いて行きました。
長男は一人で駐車場の吹き溜まりに雪洞を掘って自分の世界に浸っていました。思春期ですので・・・ (^^;
12時30分にホテルに到着。まだ清掃が終わっていないということでしたが、1時間ほど待ってチェックインさせてもらいました。
風は強まるばかりで、通行止めの場所が見る見るうちに増えました。予約のお客さんが500人ぐらい到着できずにキャンセルになってしまったそうです。ホテルにはたいへんお気の毒な状況でしたが、おかげで温泉大浴場は常時数人しか人がいなかったので、窓の向こうの暴風雪と流氷を見ながらのんびり過ごしました。