最北の無人駅 抜海駅まで

サロベツの宿のあしたの城さんでの2泊目、最果ての風景をじっくり眺めてきました。
オトンルイ風力発電所を見たあとは、走ってきた道道106号を再度北上して抜海に向かいました。



抜海岬に差しかかったところで直角に曲がるのですが、ここに電話ボックスがあります。ツーリングの時には煩わしいので携帯電話を持ってゆかないのですが、前回2004年にここを来た時にここから自宅に電話したことを思い出しました。電話機もボックスもその時よりも新しくなっているような気がしました。



道道から抜海への分岐です。



以前NHKのドキュメンタリー番組で最北の無人駅として、抜海駅に訪れる人をインタビューをしていたのに興味を覚えて立ち寄ってみました。



待合室の雰囲気を強調するのにクロスプロセスモードというので撮ってみました。



駅ノートには、たくさんの旅の思いが綴られています。





エンジンの出火トラブルに伴い運休になっている特急の代替え運行の臨時快速列車が通過してゆきました。

JR北海道はいろいろとトラブルが報道されています。今回も輪行で線路補修が放置されていた3路線を利用しましたが、私が学生の頃には多くの若者にとって道内を旅行するための重要な足でした。国鉄時代から多くの路線が廃線となり利用者も減っているのかもしれませんが、ぜひ頑張って欲しいと思います。



抜海駅から内陸沿いに宿に戻りました。宿で教えてもらった道は、車も走らず並行していた水路で間近にカモを見られたり最高に気持ちよかったです。




日没90分前に見た利尻富士です。利尻富士を見ながら走るだけでも十分満足していたのですが、この時点で晴れ間が見えるのは水平線から少し上だけだったので、まさかあれだけ見事な夕日が見られるとは想像だにしていませんでした。

日本海に沈む夕日、オホーツク海と太平洋の日の出 - 緑の週末日記