オオヒシクイの群れと遭遇しました


素晴らしい夕焼けを見る前日、JR宗谷本線で旭川から歌内駅まで輪行し針で突っついたら一気に破裂する水風船のようは空の下、天塩川沿いに国道40号でサロベツに向かって北上しました。



途中、国道を避けて農道に入り天塩町東産士(ひがしうぶし)というところまできたところ、前方の牧草地で枯れた草だと思っていた物体が微妙に動いているのに気がつきました。よく見てみると初めて見る大型の鳥の群れでした。



拡大するとこんな鳥たちです。首が長く白鳥によく似ていますが色は茶色です。何の鳥かまったくわからなかったのですが、宿泊したサロベツのあしたの城のご主人によるとオオヒシクイという渡り鳥で、毎年この時期にシベリア方面から渡って来るそうです。最近、牧草の2番芽、3番芽の味を覚えて南下中についばんでゆくため、牧場主はちょっと困っているそうです。



野鳥の会の会員ではないので、何羽いるのか見当をつけづらいですが、少なくとも2〜300羽にはいたのではないでしょうか。警戒心が強いらしく、驚かさないように自転車でゆっくり進んでいると一斉に飛び立ってしまいました。