日本海に沈む夕日、オホーツク海と太平洋の日の出

無事に北海道ツーリングから帰還しました。前半は雨を覚悟していましたが、奇跡的に2日目に10分ぐらい雨が降られただけでした。そして後半は快晴に恵まれました。

ツーリング3日目の9月16日は台風18号が日本列島北上中、それにもかかわらず宗谷地方は何と晴れ間が覗いて雨はまったく降りませんでした。旭川や羽幌方面から走ってきたというライダーさんたちは雨に打たれてたいへんだったそうです。


連泊2日目の稚咲内は雲が多かったので、さすがに夕日は無理だろうなと思っていたところ、宿のあしたの城さんの奥さまの「夕日ツアーやりますよ〜」の声で、他のお客さんたちと穴場スポットに案内していただきました。
ゆっくりと日本海に日が沈んでゆくと利尻富士が真っ赤に炎上しました!!! 宿主さんによると今シーズン最高の夕日とのこと。綺麗な夕日の条件は単に晴れているというのではダメで、よく焼ける雲があったほうがよいそうです。この日の雲はまさしく最高の条件だったそうです。



こちらは5日目のオホーツク海に浮かぶ国後島から昇る日の出です。標津で泊まったモシリバさんの前にある橋の上から見ていたのですが、下を覗くとサケの遡上も見ることができました。



そして今日7日目は浜中の霧多布里(きりたっぷ里)さんから朝4時30分に向かい風の中、霧多布岬までダッシュして見た太平洋から昇る日の出です。
霧多布岬は私がいちばん好きな場所で何度も来ていますが、初めて日の出を見ることができました。朝焼けの光で作られる海面のグラデーションを刻々と変えながら美しい太陽が顔を出しました。

最終日の今日は花咲線で浜中駅から釧路駅まで移動しました。昨日の夕方まで台風による線路冠水で不通だったため、止むなく釧路までバスで移動された方も多かったそうです。1日違いで、最後の最後までラッキーの続いた旅をさせてもらいました。

到着した釧路駅で地元出身の改札の方に聞いたところ、糸魚沢駅から厚岸駅間で冠水したそうですが、冠水により断水もあったとのこと。まったく初めての経験でびっくりされたそうです。