カボチャの周りの雑草を刈っていたところ、白い物体が目に入りました。一瞬、何かの糞かなと思ったのですが、よく見ると卵でした。大きさはニワトリの卵を一回り小さくしたぐらい、すぐに畑でよく見かけるキジの卵と確信しました。念のため卵の周りの草は刈らずにしておきましたが、そっと触ってみると冷たかったので、すでに抱卵を放棄されてしまったようです。
昨年末にハンター数人が猟犬を連れて集落の畑に入り込んでキジ狩りを始めたので、ここは禁猟区ではないですかと聞いたところ、猟は出来ると言ったもののすぐに立ち去ってゆきました。住居の近くはもちろん、民有地で許可なく狩猟することも禁じられています。
そんな経緯があったりしたので、他人とは思えないキジが子育てに失敗したのではと心が痛みます。そういえば、２週間前に別の区画でサトイモの雑草取りをしていたときに、２、３０メートルぐらいの距離でキジのオスが何度か鳴いていたので、縄張りを主張していたのかもしれません。以前にもヘアリーベッチの中で営巣していたところを気が付かずに近づいてしまい、親子で慌ただしく逃げ出す姿を見かけたことがありました。
どこか別の場所で子育てが出来ていればよいのですが・・
